| 南無妙法蓮華経 |
皆々様には、益々御清祥の御事と拝察申し上げます。
平成13年2月23日、スリランカ国は20年問にわたる内戦に終止符を打ち、和平停戦協定を結びました。それ以来、日本・英国等の国々で和平会談を続け、現在政情も安定しております。
さて、ゴール仏舎利塔は平成9年に地鎮祭を挙行し、以来7年の年月をかけ工事を続けてまいりました。
昭和8年、御師匠様はこのゴールの町にしばらく御逗留遊ばされました。そして後年、往時を振り返って、
「そこはコロンボまで60マイルか、南の方の海岸に寄った町であります。そこは大きい町でゴールと申します。昔、私もその町を開教しようと思って行ったことがあります。けども、ついに開教もできずに、ランカを発ちました」と申されております。
この72年前の御師匠様の御誓願が、ゴール仏舎利塔湧現の源となりました。
工事着工以来、長年にわたる皆様のご支援、ご協力によりまして、今日ここに、仏舎利塔完成の運びとなりました。
来る、平成17年2月23日に、立正安国のゴール仏舎利塔落慶大法要を挙行いたしたく存じます。
つきましては、皆々様にご参詣を賜り、スリランカの恒久平和のために、共に御祈念いただきたく、謹んで下記のようにご案内申し上げます。
引き続いて2月25日には、仏足山仏舎利塔第27周年法要並びに行阿院日蘇大法尼様第七十六回忌法要が執り行われます。 |
| 合掌 |
記 |
| 一、時 |
平成17年 2月23日(水)午前中 |
| 一、所 |
スリランカ国ゴール仏舎利塔 |
| 一、法 |
スリランカ国ゴール仏舎利塔落慶大法要 |
| 以上 |
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日本山妙法寺 スリランカ国ゴール道場
NIPPONZAN MYOHOJI PEACE PAGODA
RUMASSALA UNAWATNA GALLE SRILANKA
TEL FAX 94-91-22-24146
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日本国内連絡先
電話(042)378−3395 日本山妙法寺 東京多摩道場 |
参拝団お問い合わせ先
電話(03)3376−2511 (株)大陸旅遊(担当 永田・小林・中村) |
追伸
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このたびの大津波による災害のため、落慶式挙行の可否が心配されましたが、地元担当大臣と浅見上人との話し合いによって、予定通り落慶法要を執り行うことが決まりました。
また、この大津波でゴール仏舎利塔の周囲の町や村は甚大な被害を被りました。
ゴール仏舎利塔参詣の幸便に、現地へ義揖金を持参したいと存じます。
御協力いただける方は、2月14日まで東京多摩道場まで御寄せくださいますようお願い申し上げます。
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| 合掌 |
連絡先
〒206-0812 東京都稲城市矢野口3571番地
日本山妙法寺 東京多摩道場 栗原行廣(上人)
電話(042)378−3395 ファックス(042)379−0744
Email: tamadojo@mtb.biglobe.ne.jp
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高嶋行一上人の発願による平和慰霊行脚が行なわれます。 |
2月15日(火)コ□ンボ出発〜2月20日(日)ゴール到着
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インド洋大震災直後からこの間、ゴール仏舎利塔落慶法要を勤めるべきかどうか、現地ゴール道場の浅見上人とも協議を積み重ねてまいりましたが、日本山妙法寺として、大津波の被災復興状況など内外の困難さはあるにせよ、現地スリランカの落慶法要を勤める最低条件は整ったとの判断のもと、ともかく被災された多くの方々を励まし、さらにはスリランカの立正安国を祈念する式典として、このたびのゴール仏舎利塔落慶法要を勤めることに決定いたしました。
条件が許される方々はぜひにゴール仏舎利塔へお詣りされ、天下泰平・国土安穏の祈りに加わっていただきたくお願い申し上げます。
また日本山妙法寺として、大震災直後の昨年12月29日、東京のスリランカ大使館を訪問いたし、代表の者が直接、スリランカ駐日大使に少しばかりの義揖金をお渡しすることができましたことをここにご報告申し上げます。
合掌 |
| *浅見行見上人に関する新聞報道が二回ほどされています。 |
『朝日新聞』夕刊 2005年1月6日
「心豊かな人々もパニック」
−スリランカ在住の日本人僧侶−
『しんぶん赤旗』 2005年1月15日
「塔から大津波をみた」
−岬にいた日本人僧侶語る「抱いた女児は息絶えていた」−
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