南無妙法蓮華経 |
御師匠様は昭和5(1930)年、第3次全インド・サッティヤグラハ闘争(塩の行進など)・インド独立運動が、ガンディー翁の精神的指導により、日々大地と共にある人々によって、行われるとの報せに接するや、ただちにインドに出立されました。
昭和8(1933)年にガンディー翁と御師匠様が、インドの独立と世界の将来に、精神的基盤を確立せんと、ワルダで団扇太鼓を撃ち、立正安国の祈り「南無妙法蓮華経」を唱え合ってから、来年で70周年を迎えます。
世界各地での平和を希求する祈りの集い、あるいは諸国民・諸宗教をつなぐ平和行進、あるいは仏舎利塔建立への奉仕作業などの平和建設行動の先駆けとなり、精神的支えとなっている。「南無妙法蓮華経」の祈りと団扇太鼓の轟きを、明年ワルダに結集していただきたく御案内申し上げます。
世界に仏様の慈悲が顕われるように希求する人々・平和者・社会活動者の人々の中に、「南無妙法蓮華経」の祈りが、躍動的にに伝わっている事実をもって、非暴力・不殺生を、今日的課題として考え、果敢に行動する世界の人々の勇気を鼓舞したいと準備いたしております。
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合掌 |
ワルダ仏舎利塔10周年記念法要 |
共催 日本山妙法寺・藤井グルジー記念財団 |
記 |
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1、時 |
平成15(2003)年2月15日午前10時 |
1、所 |
ワルダ仏舎利塔(インド共和国マハーシュトラ州) |
1、人 |
日本山妙法寺遺弟一門四衆
マハトマ・ガンディー一門 |
1、法 |
マハトマ・ガンディー・藤井グルジー両聖立正安国祈念70周年
ワルダ仏舎利塔10周年記念法要 |
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アーナンダワン 〜 ワルダ平和行脚 |
共催 日本山妙法寺・藤井グルジー記念財団 |
《日程》 |
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2月 6日 |
ワルダ集結 |
2月 8日 |
「アーナンダワン・ミットラミラン参加」行脚出発 |
2月12日 |
「セワグラム」到着 |
2月13日 |
ワルダ巡礼 仏舎利塔到着 |
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《趣意》 |
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ワルダやインドの人々に、世界中の大地に立って活動する人々の精神的支えとして、ガンディー翁と御師匠様の「南無妙法蓮華経」の祈りが、躍動的に生きていることを再認識してほしいという願いから、この行脚を発願いたします。
さらには世界中から集まる平和者に、ガンデイー一門とインドの社会活動者たちの多様な活動に通底する、平和を求める真剣な祈りから、ガンディー翁の祈りを想起していただきたいという、ワルダの人々の切なる願いと、仏舎利塔涌現の歴史と役割を鮮明にしたいという思いからも、この平和行脚を発願いたしました。
アーナンダワンは、ワルダ南東、140キロにあり、高名な社会奉仕活動家ババアムティ師の指導するライ病患者・視覚聴覚障害者・山岳少数民族たちの自立支援を主に活動する1万人もの共同体です。
ババアムティ師はナルマダダム建設による民衆の生活基盤破壊・強制移住に抗議して、水没予定地に、長期間座りこんだことは、日本でも紹介されましたから、ご承知の方もおられるかと思います。そして氏は、テロの嵐が吹き荒れるパンジャブ暴動の最中、単身その沈静化を説いて行脚したこと、全インドの統一・一体化に心をくだき、南北縦断・東西横断の2度の全インド行脚をされた方でもあります。一方、ババアムティ師と日本山との御縁は、平成6(1994)年秋・インド最南端のカンニヤクマリを出発した広島・長崎被爆50周年に向けたインド南北縦断平和行脚を、全面的に支援、ナルマダの現地で迎えてくださって以来です。
途中、各宗教の寺院等やガンディアンの活動地を巡り、ワルダでは御師匠様・ガンディー翁のお会いされたところ、丸山行遼上人様御修行のガンディーアシュラム(セワグラム)、ヴィノバアシュラム(ポーナール)等を撃鼓宣令させていただきます。 |
*アシュラムの生活規範に準じますので、麻薬・飲酒はもちろん、タバコも不可、食事は簡素な菜食、早寝早起きの行脚となります。 |
参加希望者は、必ず事前に有縁の日本山妙法寺各道場をつじてご連絡ください。 |
合掌 |
お問合せ先: |
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日本山妙法寺 ワルダ道場 |
001−91−7152−24−2026 |
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日本山妙法寺 ボンベイ道場 |
001−91−22−2493−5079 |
※両道場とも新たに電話番号に「2」が加わりました。 |